ベタな漫才コンビ名
でんがなまんがな。
なんですか?でんがなまんがなって…と思った方もいらっしゃると思います。
少なからず、このノーパワーブログは大阪弁で書いておりますので、あっちこっちに意味不明な単語が出てくるかと思います。
でもね、これでもいろんな地域の方々がアクセスして来て頂いていますので、結構わたくしなりには標準語ちっくな言い回しをしているつもりなんですが、どうでしょうか?
「何言ってんだかわかんないんだよねー」と感じた方もおられるでしょうが、それは大阪弁の問題ではなく、単にわたくしの書いてる内容が意味不明なんだと言うことでしょう。
ま、それは良しとして、そのちょくちょく出てくる大阪弁ってのも分りにくい部分があるでしょうから、今回は大阪弁を分りやすく説明してみたいと思います。
そんなもん興味ないわ!と思う方はこちらへジャンプ!して下さい。
と、いってもここへ戻ってきますけど。うひひ
そんなわけで、初めに書いた「でんがなまんがな」ですが、この前お店で呑んでると知人が後からやってきて、久しぶりやんとか何してたんとかあーだこーだしゃべってた時に、この「でんがなまんがな」が出てきて、「最近の人間そんな言葉使わんやろ?」という話になりました。
いや、そんなことない。
商売人はちゃんと使ってますよ。
いわゆるビジネス大阪弁っちゅうものです。
一般的な大阪弁と商売人が商売で使う言葉は一応違います。
普通は会話でも使わなくても、商売になるとお客さんとはこのビジネス大阪弁が出てくる訳です。
一応「でんがな」というのは標準語でいう「です」で、「まんがな」は標準語で「ます」となります。
なので、「んがな」は「す」と同じなのでしょう。
たとえば「行きまんがな!」というのは「行きます!」ということで、「行きでんがな」とは言いません。
そりゃそうです「行きです!」という表現はおかしいのです。
だからと言って、電車に乗る際にこの電車どこまで行くのかな~と思い、通りすがりの人に「この電車どこ行きですか?」尋ねた返事が「○○行きでんがな」と言われることはあんまりないでしょう。
ちょっと顔見知りで仲の良い関係では使うこともありますが、知らない人にいきなり「でんがな」は使いません。
中には、ちょっとアウトロー的なおっさんみたいな人ならば使うかもしれませんが。
ここがむずかしい。
知らないもん同士で「でんがなまんがな」を使うときは少し興奮気味な場合となります。
待ちを歩いていて、たまたま肩がポンと当たったとして「ちょっと兄ちゃん待ちーな」となる人がいるとしましょう。
待ちーなと言われると「なんでっか?」となります。ちなみに「なんですか?」は「なんでっか?」の標準語。
「肩当たっとんがな!」
出ました「んがな」
はい、ここ大事!試験にでるぞー!というぐらい重要なもので頻繁に使われます。